活動紹介

農業体験を通じた立ち直り支援活動

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平成26年度の実施内容

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北海道少年補導員連絡協議会

やれば出来る農業体験による非行防止

北海道少年補導員連絡協議会(本田直治会長)は、平成26年6月から10月にかけて、札幌市、函館市、旭川市、釧路市、北見市で「農業体験~ふるさとJUMP農園~」を実施した。少年36人、少年補導員・大学生ボランティア47人、警察職員・保護者ら74人、延べ人数合計157人が参加した。

札幌市のサッポロさとらんど農場ほか四地区で活動を実施した。各地区ともそれぞれの農園において、人参の種蒔き、枝豆とサツマイモ苗の植え付け、もち米の田植えを実施した。2回目の活動では、種蒔きや苗植した畑において除草及び培土した。少年等は、「除草なんて面倒だと思ったけどみんなで協力したら思ったより早く綺麗になった」など話していた。収穫は玉ネギ、ジャガイモ、人参、枝豆、トウモロコシ、サツマイモの収穫をした。少年等は「野菜がこんな風に生るなんて知らなかった」など目を丸くして驚いていた。もち米の稲刈りでは、初めて鎌を持った少年もおり、農業指導者から説明を受けた後、恐る恐る稲を刈っていた。参加した大学生ボランティアからは、「勇気を出して子供達に話しかけたら応えてくれて楽しく作業できた」など少年らとともに達成感を抱いたようだ。

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岩手少年警察ボランティア協会

みんなで協力ふれあい農園

岩手少年警察ボランティア協会(切金一夫会長)は、平成26年4月から11月まで補導歴を有する少年等、少年警察ボランティア、保護者・警察職員等、54人が参加して奥州市江刺区の「ふれあい農園」で農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。

「ふれあい農園」では、~みんなで協力して「ふれあい農園」にサツマイモ等の野菜を育てましょう~を合い言葉に、少年と大人が一致団結して野菜作りに挑戦した。はじめは、畑に堆肥をいれ土作りから始めた。5月にはジャガイモと枝豆の種蒔きを行い、6月にはサツマイモ、長ネギ、トマト、キュウリなどの苗植作業を行った。7月に入り5月に植えたジャガイモの収穫体験を実施したところ、少年は「ジャガイモ、いっぱい採れたので良かった」などと歓声が上がっていた。9月から10月にかけては枝豆、サツマイモ、サトイモ、トマト、長ネギなどの野菜が収穫の時期を迎え、少年らは協力して収穫作業に真剣に取り組んだ。少年警察ボランティアは子供達が「ふれあい農園での体験を通じて、土に触れた思い出を将来まで大切にして欲しい」といった感想が寄せられた。

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宮城県少年補導員協会

県内5ヵ所で野菜作り体験

宮城県少年補導員協会(尾形憲二会長)は平成26年5月から9月にかけ、県下、5地区において「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を展開した。参加したのは小学生から高校生までの支援対象少年12人の他、ボランティア46人と警察職員・関係者ら15人の計73人。

泉地区ではトマト、茄子、キュウリなどの苗植から除草、摘果の作業を繰り返し収穫した。塩釜地区ではわさび菜の定植から収穫までの活動を実施した。気仙沼地区ではサツマイモの植え付けと大根の播種を行い収穫した。築館地区では里芋とサツマイモの体験を行い、収穫した里芋とサツマイモを使用した芋煮を調理した。また、サツマイモを参加少年が在籍する中学校の職員へ贈呈した。白石地区ではキュウリ、茄子、ピーマン、スイカなどを畑の畝作りから始め除草などの管理をして収穫した。

参加した少年は「野菜が育つのが楽しみ次も参加したい」など積極的な感想があった。また、参加した家族から「ボランティアの方々と一緒に活動することで息子の視野が広がり会話が増え落ち着きが見られるようになった」などと体験活動の効果が見られたようだ。

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秋田県少年保護育成委員連絡協議会

土の中のミミズに感動、農業体験

秋田県少年保護育成委員連絡協議会(佐藤冨美会長)は平成26年5月から11月にかけて、秋田市の2ヵ所の農園で支援対象少年12人(延べ21人)とボランティア31人(延べ46人)、警察職員32人(延べ63人)が参加して「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を行った。

協力してくれた農園は「谷崎菜園内:チャイルド・ファーム」「渚ファーム」。チャイルドファームでは継続補導中の5人の少年ごとにボランティアと職員でグループを作り、畝作りとジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、長ネギ、カボチャの植え付け、大豆、トウモロコシの種蒔きなどの作業を実施。8月には4人の少年を対象に前回種蒔きをしたジャガイモなどの収穫物を使ってカレーライスとポテトサラダ等の調理体験を行い会食し交流した。11月には少年とボランティア、職員がグループを作り6月と8月に種蒔き等をしたサツマイモ、サトイモ、長ネギ、大根を収穫し郷土料理のきりたんぽや、だまこ鍋で会食し交流した。

参加した少年は、「サツマイモ掘りでミミズがいっぱい出てきた、土の中の虫は、畑に栄養を与えていると教えてもらい、ためになった」などの感想が寄せられた。

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山形県少年補導員連絡会

親と子で未来を耕す農業体験

山形県少年補導員連絡会(佐藤重勝会長)は東村山郡山辺町の農地において、平成26年7月から11月まで支援対象少年、少年警察ボランティア、警察職員、関係者等、15人が立ち直り支援中の少年と農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。

対象少年は中学生と小学生で、畑の借用や農作業の指導は警察OBに依頼し、少年補導員が支援協力する体制で開始した。農業体験への参加は、親子共に参加したいとのことで、体験活動をスムーズにスタートさせることが出来た。

農業体験活動の農作物の種類は、山形県らしく枝豆数種類とじゃがいもや大根で、長期間にわたる農作業を少年たちに楽しく参加してもらうため、種蒔きや収穫の時期が少しずつずれるよう計画した。

参加してくれた少年達や保護者は、真夏の猛暑日や秋雨の肌寒い日も苗の定植、追肥、土寄せ、収穫等に取り組んだ。仕事が忙しく参加が難しいと言っていた保護者は、「子供と一緒に活動できて楽しかった」等と感想を述べてくれたことが、何よりの収穫でもあったようだ。

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東京少年補導員連絡協議会

汗まみれで荒れた畑を耕し心が癒えた少年たち

東京少年補導員連絡協議会(瀧柳嘉市会長)は、平成26年4月19日から12月6日にかけ四農園の協力を得て、少年に対する農業体験活動を展開した。参加少年の数は、前年度に比べてほぼ同数の105人(男72人、女33人)であった。

実施場所は、富岡農園(練馬区、さつまいも)、小島農園(練馬区、さつまいも)、森農園(江戸川区、ジャガイモ)、山下農園(立川市、とうもろこしなど)で、体験活動は15回に上った。畑の畝作りに始まって苗植からつる返し、収穫と続く一連の作業に従事し、収穫したジャガイモは江戸川少年センターでカレーライスの具として食育教育の材料にもなった。

初回参加時はどの少年も「面倒くさい」「早く帰りたい」と言っていたが、農作業指導者の熱意ある指導や少年補導員等の熱意に次第に興味を持つようになり、指導を受けた農作業指導者に感謝の言葉が言えるようになり、また自らが育てた農作物を保護者や学校の恩師に持ち帰るなど気配りも出来るようになり、農業体験を通じて少年自身も成長し、周囲との絆がより強固なものとなった。

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茨城県少年指導委員協議会

少年と小学生がさつまいもと落花生を収穫

茨城県少年指導委員協議会(飯泉喜明会長)は茨城県警少年課と連携し平成16年5月から10月まで、水戸市のふるさと農場で、継続補導少年2人(中学3年男子とその友人の男子)に対し立ち直り支援として、小学生や水戸地区・笠間地区少年指導委員連絡会メンバー、大学生サポーターらが参加して、さつまいも及び落花生の収穫と調理したカレーライスで会食をした。

少年は当初、少年警察ボランティアから声をかけられると控えめながらも挨拶や自己紹介をした。その後、芋掘り作業では、芋が出てくる度に歓声を上げるなど、楽しそうに作業を進め少年警察ボランティアとも次第に打ち解けた。会食では警察職員と少年警察ボランティアが調理したカレーを食べ、収穫した落花生をゆで落花生にして試食をした。参加した少年は「さつまいもの収穫は案外面白かった」などと感想を述べるなど、大人との絆を実感したようだ。参加したボランティアからも「子供達と丹精込めて作ったさつまいもや落花生の実のなりが良いので驚いた。中学生も小学生も楽しそうでやりがいを感じた」との感想が寄せられた。

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栃木県少年指導委員会連合会

2農園で立ち直り農業体験

栃木県少年指導委員会連合会(石嶋勇会長)は平成26年6月から12月にかけ、県下、2農園において「農業体験さつまいも、だいこんづくり活動」と銘打って農業体験を通じた立ち直り支援活動を展開した。参加したのは中学生と有職少年の支援対象少年5人の他、大学生を含むボランティア9人と警察職員・中学校教諭、大学職員など関係者ら19人の計33人。

峰農園では少年等が学校教諭やボランティア等の協力を得ながら、さつまいもと大根の畝づくりから苗植え、種蒔き、草刈りを行い収穫に至る間の農業体験を行った。収穫した大根とさつまいもを使った料理教室、対話会を行うことで、充実感や達成感を味わい、ボランティアとの絆を深めたようだ。

皆川市民農園では少年等がボランティア等の協力を得ながら畝づくりから大根の種蒔きを行い除草等の体験を経て収穫した。参加した有職少年は「体験活動中に怪我や仕事の都合などで収穫までの体験回数は少なかったが、収穫した大根で母親が料理を作ってくれたので嬉しかった」などと人に対する優しさが芽生えたようだ。

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群馬県少年補導員連絡協議会

自ら育てた芋で培う達成感

群馬県少年補導員連絡協議会(小林昭紀会長)は高崎市井出町の農地において、平成26年4月から11月まで継続補導少年等、少年警察ボランティア、保護者・警察職員等、延べ34八人が農業体験を通じた立ち直り支援活動に参加した。

活動回数は7回におよび、第1回目は、ジャガイモの種芋の植え付けを行った。参加少年らは、種芋の芽を生かして半分に切ることを教わった。第2回目以降は、植え付けたジャガイモの除草作業、土寄せ作業、生育観察及びさつまいもの植え付けを行った。少年らは、その後もジャガイモとサツマイモの生育観察、除草作業を繰り返し第4回目ではジャガイモを収穫した。4月から植え付けた種芋から沢山のジャガイモが収穫でき、参加した少年らは大いに喜んでいた。第5・6回目の作業では、サツマイモのつる返しや試し堀りを行ったところ、小ぶりながらも、サツマイモを掘り出し11月の収穫が待ち遠しい様子であった。最終日は、サツマイモを収穫し少年警察ボランティアが例年開催している、養護施設少年との交流会を開催した。

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埼玉県警察少年非行防止ボランティア連絡協議会

渋柿を原材料にした自然塗料作りに挑戦

埼玉県警察少年非行防止ボランティア連絡協議会(須藤哲夫会長)は平成26年7月から11月にかけて、さいたま市「ファーム・インさぎ山」においてスクール・サポーター派遣校の少年及び継続補導少年ら18人、少年警察ボランティア、少年の保護者、地域住民ら19人が参加し「農業体験を通じたスクール・サポーター派遣校への立ち直り支援活動」を実施した。

活動は、3回実施され、1回目は、夏野菜の収穫及び水田の除草作業を実施し、ジャガイモやブルーベリーの収穫をした後、収穫した野菜を使用しカレーライスを料理した後、水田の除草作業を実施した。2回目は、柿渋作り及び野菜植え付け作業を実施した。柿渋を原材料とした伝統的な自然塗料作りに挑戦しその後、ジャガイモの植え付け、大根の種蒔きを実施した。3回目は、種蒔きした大根、サトイモ、サツマイモを収穫し釜戸で米を炊き上げ、収穫した野菜を使用し、豚汁や大根葉の塩漬け等を調理した。参加者の少年は、色々な経験を積むことで良い大人になれると思った。疲れたが達成感を味わうことが出来たなどの感想が寄せられた。

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千葉県少年警察ボランティア協議会

精魂込めて育てれば自然は裏切らないことを学ぶ

千葉県少年警察ボランティア協議会(田口浩会長)は平成26年3月から9月にかけ、市原市菊間の協力者方水田で農業体験を通じた立ち直り支援活動として米作り作業を行った。同活動には支援少年24人、少年警察ボランティア・農業指導者・関係者等、延べ計133人が参加した。

3月末には支援少年12人と少年警察ボランティア等が参加して苗箱に土を敷いたり、その上に種もみを蒔いたりした後、昨年収穫した米を使った食事会を行い地域の人達と意見交換。4月末には支援少年8人と少年警察ボランティア等が参加して苗を水田に運び手で苗を植えた後、少年自ら田植機を運転した。その後、学生ボランティアや県警職員も加わり田植えをした。9月には支援少年4人と少年警察ボランティア等が参加して作業を分担し稲刈りを行った後、同じ水田で収穫された新米とバーベキューで収穫祭として会食しながら活発に意見交換した。

少年たちは「種蒔きから収穫まで参加する中で、米作りの大変さが分かった」などと感想を述べ、少年と一緒に活動した少年警察ボランティアは「作業を途中で投げ出さず、最後までやり抜き、立派だった」などと感激していた。

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新潟県少年警察ボランティア連絡協議会

はじめの一歩は田んぼアートで立ち直り

新潟県少年警察ボランティア連絡協議会(草間真由美会長)は新潟県警察本部少年課と連携し県内3地区の少年サポートセンターで、平成26年4月から10月まで農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。

新潟少年サポートセンターでは継続相談中の少年9人と少年警察ボランティア3人、保護者等140人らが参加して「田んぼアート」及びプランター等を利用した菜園活動を実施した。親子で参加した少年は「お母さんと一緒に作業することができて楽しかった」と感激していた。

長岡少年サポートセンターでは継続相談中の少女1人、少年警察補導員、少女の同級生等6人が参加して観葉植物の水耕栽培を実施した。少年は、来所の度に植物に語りかけたり、手入れを続けるなど、持久力や責任感が芽生えたようだ。

上越サポートセンターでは継続相談中の少年8人、少年警察ボランティア4人、警察及び保護者等15人が参加して、プランター栽培による野菜作り及び草花栽培を実施した。参加した少年警察ボランティアは「この活動を通じて、今後のボランティア活動をやっていく上で大変参考になった」との感想が寄せられた。

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山梨県少年補導員連絡協議会

農業体験活動が少年にもたらす効果を実感

山梨県少年補導員連絡協議会(久保田豊一会長)は山梨県警察本部少年課と郡内地区3警察署(富士吉田・大月・上野)と連携し平成26年4月から11月まで都留市鹿留の農地において不良行為を有する少年、少年補導員、農業指導者、大学生ボランティア、警察関係者等が参加して、農業体験による少年の居場所づくり活動を実施した。

この体験では、サツマイモの栽培を通じて仕事の厳しさの中にも楽しさや喜びがあることを実感し、自分の力を気づかせ、自信・協調性及びコミュニケーション能力の向上、地域との絆の強化を図ることを目的とし、活動は三回実施された。1回目は、サツマイモの苗付け、2回目は、サツマイモのつる切り・草取り、3回目は、サツマイモの収穫等一連の栽培を体験した。

参加した少年達に、今回苗付けしたさつまいもは収穫までの作業を行うと伝えると、「次回も必ず参加します、収穫したサツマイモは焼き芋がいいな」等と、体験活動を楽しんでいた。少年補導員らも農業体験活動が少年にもたらす効果を認識する良い機会となったようだ。

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長野少年警察ボランティア協会

裸足で田植えを体験

長野少年警察ボランティア協会(横山裕行会長)は、平成26年5月から11月まで非行歴を有する少年等、少年警察ボランティア、保護者・警察職員等、1,238人が農業体験を通じた立ち直り支援活動に参加した。

北信地区では「鎌倉庭園」において田植機を使った稲作に挑戦した。少年はハンドル操作に戸惑いながらも稲を植えることが出来た。更に、稲刈りはコンバインを使用しての稲刈りに挑戦していた。東信地区では「稲倉の棚田」において田植えと稲刈り等を実施した。田植えは手植えによる方法で、素足になり泥の感触を楽しみながら一列になって苗を植えた。中信地区では指導者が事前に泥に基盤の線を付け、田植えをしやすいように準備された水田に素足で入り田植えを実施。

参加少年達は「米を取るのは楽でないことが分かった。作業はとても辛かったけど貴重な体験が出来た。等と成長の跡がうかがえた。また、立ち直り支援活動の写真パネルを長野県庁一階ロビーに展示し県民の理解や参加・協力の促進を図り、少年を見守る社会気運の醸成に努めた。

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福井県少年警察協助員会連合会

野菜作りを通して学校へ早期復帰

福井県少年警察協助員会連合会(山本英一会長)は福井県警察本部少年課と連携し、平成26年6月から10月まで坂井市の上江ファーム管理農地において不登校の小学生・中学生、少年警察協助員、農業指導者、教育委員会、警察関係者等が参加して、ミニ白菜・ほうれん草・二十日大根・キャベツ等の栽培と収穫体験を実施した。

種蒔体験では、小さな種をトレーに蒔いていく作業も根気のいる作業であったが、少年らは慣れない手つきで少年警察協助員の手を借りて最後の一粒まで蒔いていた。

少年らが種蒔き、鉢上げと育ててきたキャベツは子ども農園に直植されており、収穫当日は強い北風の吹く中、農作業指導者の指導で大きくなったキャベツの収穫を行った。当日は、警察関係から警察本部長ほか幹部、坂井市長ほか教育関係幹部が少年らの収穫体験状況を視察した。自らの手で蒔いた野菜の種が発芽し収穫までの過程でどんどん大きくなっていくのを見て「また野菜を育ててみたい」等と感激をしていた。

今回の農業体験により種蒔きから収穫に至る作業に参加した女子児童1名は復学し、他の少年らも復学に向け見通しが明るく感じられた。

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愛知県少年補導委員会連合会

居場所「鯱(しゃちほこ)」で農業体験

愛知県少年補導委員会連合会(野々山密雄会長)は平成26年4月から11月にかけて、愛知県警察本部少年課と協力して同少年課が運営する少年の居場所「鯱」で、蟹江町の「KONOHA FARMチャコール園芸」及び名古屋市の農園「天空のアグリパーク」で「少年に手を差し伸べる立ち直り支援強化プロジェクト」の一環として継続的な農業体験を通じた少年の居場所づくり活動「愛知コノハファ-ムズプロジェクト」を実施した。

参加したのは警察署で立ち直り支援中の非行少年等延べ35人、その他の少年延べ33人で、少年補導委員等延べ49人、警察関係延べ54人、補導職員20人、その他の参加者延べ36人が参加した。

「KONOHA FARMチャコール園芸」では「野菜を作ろう」のスローガンをもとに二十日大根、玉葱の収穫、サニーレタスの種蒔き等を実施し収穫した。「天空のアグリパーク」では梅の収穫と梅シロップ作りを体験した。

参加した少女は、「農作業ではスーパーに並んでいるのとは違って野菜のありがたさが分かった」など農作業を通じて野菜を栽培する喜びを味わったようだ。

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三重県少年警察協助員連絡協議会

心のベルトが繋がった農業体験

三重県少年警察協助員連絡協議会(伊藤秋史会長)は、平成26年6月から12月の間、松坂市の畑で農業体験活動「ふれあいアグリ教室」を行った。

さつまいもの苗植(6月)、冬野菜の種蒔き(9月)、さつまいもの収穫(10月)、冬野菜の収穫(12月)の4回にわたって実施された。さつまいもの苗植は、畝作りからスタートしたが、畑の小石に阻まれて鍬がうまく使えず、悪戦苦闘の畝作りとなったが粘り強く取り組み無事畝を作り終えた。冬野菜の種蒔きでは、大根、白菜、かぶの種を蒔いた。また、自宅でも参加者が冬野菜の生育状況が見られるようにと、ペットボトルを利用して「マイペットボトル大根」を作成して各自が持ち帰った。さつまいもや冬野菜の収穫では、さつまいもは畑で焼き芋にして味わったり、収穫した大根等の野菜を使った豚汁を調理した料理教室を実施した。

参加少年は「僕は来年も参加するつもりだから、絶対来てよね」などと、学生ボランティアに対して親しみを感じ、ボランティアからは「今日は少年といっぱい話が出来た、これからも活動を続けていきたい」などの感想が寄せられ、少年と心のベルトが繋がったようだ。

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滋賀県少年補導員会連絡協議会

親と子で共に育てた野菜が結ぶコミュニケーション

滋賀県少年補導員会連絡協議会(堀川佳孝会長)は平成26年5月から12月にかけて、長浜市と野洲市の2ヵ所の農園で、支援対象少年とボランティア、保護者・警察職員合計延べ224人が参加して「少年の立ち直り(社会参加型)支援事業」を行った。

協力してくれた農園は「杉中美智男方農地」と「市民農園」。「杉中美智男農地」では9人の少年が農業指導者の指導を受けながら、畦作り、マルチシート張り、器具を使用したシート植え付け用穴あけ作業、サツマイモの苗植え付け作業、草刈り作業を行った。収穫した野菜を使った芋煮などを調理し会食を兼ねた交流会を実施した。少年たちは、一本の苗から、秋には美味しいサツマイモが出来る収穫までの苦労と実りの喜びを体験した。「市民農園」では夏野菜と冬野菜の2回農業体験を行った。冬野菜では白菜、大根、サニーレタス、人参、等を栽培し収穫時は、取れた野菜を使って、調理師学校の元講師の少年ボランティア指導の下でフランス料理の調理体験とテーブルマナーに挑戦した。参加した保護者は、「お母さん野菜が取れたらお料理してあげるね。と言われた時は参加させて良かったと思いました」と語っていた。

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京都府少年補導連絡協議会

農業体験で自然の厳しさを体験

京都府少年補導連絡協議会(千玄室会長)は平成26年5月から翌年2月まで福知山市内の農園で農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。

活動には支援対象少年11人、少年指導委員2人、農作業指導者3人、少年サポートセンター等の関係者14人の延べ計30人が参加した。5月はゴーヤやプチトマト等の夏野菜の苗植えを庁舎グリーンカーテンとして栽培し、対象少年等が、水やり・収穫等の作業に携わった。6月の「芋苗植え体験」では対象少年等が指導員から芋苗植え作業の事前説明を受けた後、同農園で栽培している安納芋と川越芋の苗を切り出すところから始めた。苗植え後は水やりや畝に日よけ覆いを被せる作業に少年等は汗を流しながら「暑い、しんどい」と愚痴をこぼしながらもさぼることなく熱心に作業を終えた。8月は水害復旧作業として記録的豪雨により浸水被害に遭った葡萄畑の整理作業を行った。少年等は一年をかけて育てた収穫直前の葡萄畑が自然災害により一瞬にして壊滅した状況をを目の当たりにして自然の厳しさを体験したようだ。

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大阪少年補導員連絡協議会

汗まみれで荒れた畑を耕し心が癒えた少年たち

大阪少年補導員連絡協議会(山口裕基会長)は、平成26年5月から10月の間、貝塚少年補導員連絡会、貝塚警察高校生ボランティアKEYS、泉佐野少年補導員連絡会が中心となって貝塚市、泉佐野市地区の少年の健全育成施策として農業体験活動を実施した。参加したのは、継続補導少年、少年警察ボランティア、高校生ボランティア、警察職員等計延べ128人。

貝塚地区では、田植え、案山子作り、稲刈り体験に分かれ、田植えは六月に少年補導員が所有する水田を借りて行われた。7月には「危険ドラッグや少年非行に関する」たすきを掛けた案山子を作り水田に置いた。10月の稲刈りは高校生ボランティアも参加して鎌を使った手刈りやコンバインを使った機械刈りを行った。

泉佐野地区では、夏野菜の苗植や耕耘機による畝作り、除草及び水やり作業など一連の野菜作り作業体験を実施した。畝作りでは、夏野菜収穫後の荒れた畑を耕耘機や鋤を使いながら畝を作った。参加少年は、「畑を耕すのは思ったより辛かったが、耕耘機を使うのは面白かった」と初めての体験に達成感を味わったようだ。

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兵庫県少年補導員連絡協議会

8ヵ所のサポートセンターでプランター農園

兵庫県少年補導員連絡協議会(吉田和史会長)は平成26年4月から翌年2月にかけ、県下、8ヵ所の少年サポートセンター及び3農園において農業体験を通じた立ち直り支援活動を展開した。参加したのは深夜徘徊・喫煙を繰り返す小学生、不純異性交遊を繰り返す中学生、家出・深夜徘徊を繰り返す無職少女などの支援対象少年40人の他、大学生ボランティア32人と警察職員・学校教職員・教育委員会等7人の計79人。

農園とプランター農園では春、夏、冬野菜やイチゴなどの果物、チューリップ、カーネーションなどの花の栽培を行った。収穫した作物を使ってカレー、鍋、豚汁、ジャムを調理した。少年は「お母さんに野菜を持って帰りたい、いつもは先生に怒られてばかりだが、今日は褒められたので嬉しい」と前向きに自ら進んで楽しそうに取り組んでいた。教職員は「学校では、刺々しい態度や反抗的な発言をする者が、この農園に来ると学校では見ることのできない笑顔になっており驚いた」などの感想があり、保護者からは「子どもが自分で育てた花をプレゼントしてくれ感激した」などと好評であった。

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奈良県少年補導員協会連合会

少年と大学生ボランティアがペアになって農作業

奈良県少年補導員協会連合会(宇惠義昭会長)は平成26年5月から翌年1月にかけ、天理市内の農地で夏・冬野菜の植え付け、収穫を目的とした「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施した。活動には延べで非行歴を有する少年や継続補導少年等49人、奈良県少年補導員協会連合会のボランティア等158人、警察職員・保護者・学校関係者等192人計399人が参加した。

少年や大学生ボランティアを中心に3つの班を編成して、農地提供者の地域安全推進委員支部長の農業指導の下、5月に夏野菜とサツマイモの苗植えや支柱立てなどの農作業を行い、7月には少年と大学生ボランティアと一緒になって、トマト、ナスなどを収穫し、カレーの調理体験も実施。9月には夏野菜の最後の収穫と農地の整備を行い、新たに冬野菜の大根とジャガイモを植え付け翌月にサツマイモを収穫した。12月に大根とジャガイモを収穫し年明けの翌月には収穫しきれなかった大根を収穫し農地の後片付けを行った。

参加した少年からは、「ここ(農地)に来たら、大学生の人がやさしく声をかけてくれるのが嬉しい、待ってくれる人がいるから次も来たい」などの感想があった。

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鳥取県少年健全育成指導員等連絡協議会

支援少年と家族が農業体験

鳥取県少年健全育成指導員等連絡協議会(寺谷節男会長)は平成26年5月から10月にかけ、境港市内の佐々木方畑地「みんなのこども青空農園」において農業体験を通じた立ち直り支援活動を展開した。参加したのは継続支援少年や不登校傾向の中学生等23人、ボランティア2人、警察職員・中学校教職員・保護者等関係者16人の計41人。

5月には農業体験指導者の指導のもと、夏野菜の畝づくり、植え付け作業を行った。7月には保護者から「是非、親子で参加したい。」との要望があり、親子で5月に植え付けしたトマト、ナス、キュウリなどの夏野菜を収穫し畑の除草作業を行った。また、ボランティアからは、地域の特産品である白ネギの植え付け方法なども学んだ。その後、全員で収穫した野菜を使って調理実習を行い、昼食会で交流を深めた。8月にはスイカ、カボチャ等の夏野菜を収穫し、調理実習を行った後、地元出身の漫画家「水木しげる」の縁の古刹「正福寺」にて住職から「地獄極楽絵図」について説法を聞いた。参加少年からは「農業のことだけでなく、いろいろなことを教えてもらって勉強になった」などの感想があった。

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島根県少年補導委員連絡協議会

モグラの穴やミミズに驚く農業体験

島根県少年補導委員連絡協議会(後藤皖一会長)は平成26年11月から翌年1月にかけ、県下、2ヵ所において農業体験「健やかファーム」事業を展開した。参加したのは支援対象少年2人、ボランティア2人、警察職員・保護者等関係者12人の計16人。

浜田市金城町の畑では農業指導者の指導により、支援対象少年等がボランティア、保護者とともにサツマイモや里芋を収穫。少年等は作業中にモグラの穴やミミズ、大小の芋などが姿を現す度に歓声を上げ、作業の時間を楽しむ様子が見られた。浜田市青少年サポートセンター敷地内では金城町の畑で作ったプランター栽培を持ち込み、同センターに通う支援対象少年とボランティア、警察職員が水やり、追肥、成長したサニーレタスの間引きなどの作業を実施。1月には、同センターにおいてレタスやサニーレタス、ブロッコリー等の野菜を収穫した後、不要となったプランターなどの片付けを行い活動を終了した。

参加少年からは「土を触るのはとても良い気持ちでした」、「お芋を掘ったりいろいろなことが出来て楽しかった」などの感想があり、少年の保護者からは、「親子で農作業をしたのはこどもが保育園の時以来で、作業を楽しむ機会を与えていただきました」などと感謝の言葉が寄せられた。

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岡山県少年警察協助員会連合会

少年が書いた手紙はボランティアの宝物

岡山県少年警察協助員会連合会(長島豊会長)は平成26年9月から翌年1月まで、小田郡矢掛町の少年警察協助員所有の畑と井原警察署において農業や振り返り活動(調理実習)、感謝の会を通じた「農作物の栽培・収穫等の農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施した。活動には触法行為により児童福祉司指導継続中の中学生の少年が1人、井原警察署少年警察協助員連絡員2人と保護者・県警本部少年課員ら警察職員8人計11人が参加した。

農業体験は9月から毎月1回、畑を耕地、野菜の種まき、苗植え、水やり、間引き、除草、肥やり、収穫を実施。普段、土に触れることのない少年は、少年警察ボランティア等の指導を受けながら一連の作業を行い作物を育てた。振り返り活動では、少年が収穫した野菜を使って調理実習を行い、その日の作業を振り返りながら会食した。会食終了後は農業体験や調理実習、会食の様子を写した写真をノートに貼り日誌を作成。活動の締めくくりとして、農業体験活動を支えてくれたボランティアへの感謝の会を開き、少年が書いたお礼の手紙とともに活動の様子をまとめたアルバムを手渡した。

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広島県少年補導協助員連絡協議会連合会

汗し、育てたサツマイモで立ち直り

広島県少年補導協助員連絡協議会連合会(多田雄一会長)は平成26年6月から11月にかけて、広島地区及び福山地区において小学生・中学生・高校生の被害少年を含む非行少年等24人、少年警察ボランティア、少年の保護者、中学校教員ら延べ122人が参加し「農業体験及び料理体験」を実施した。

広島地区では、サツマイモを植え付けるため畑の整備を行ったあと植え付けを開始した。ボランティアが荒れた状態の畑を耕運機で整地し、参加者全員で害獣防止のための柵を作成したり設置作業を実施した。収穫したサツマイモは天ぷらや焼き芋にして料理体験を行った。

福山地区でもサツマイモの栽培を行い、体験期間中は苗の植え付けから水やり、雑草取りなど少年を主体に活動した。サツマイモ収穫時は、焼き芋やサツマイモを入れた豚汁、天ぷら等を少年、保護者及び少年警察ボランティアらで料理し全員で会食を実施した。

参加した少年は「イノシシ除けの柵作りは大変だったが、自分で育てたサツマイモが大きくなっているのに感激した」と眼を輝かせていた。

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徳島県少年補導協助員連絡協議会

アジサイに未来を重ねる入所少年

徳島県少年補導協助員連絡協議会(村田賢司会長)は平成26年5月から翌年1月までの間に鳴門市の児童自立支援施設、県立徳島学院「あすなろ農園」と徳島市の少年補導協助員方農地「はぐくみ農園」で「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施した。参加少年は入所少年を含め延べ48人、ボランティア延べ44人、児童自立支援施設職員・警察職員等関係者延べ51人延べ計143人が参加した。

「あすなろ農園」は山麓に位置し野生の猿や猪が生息し農作物があらされるのを防ぐため、昨年設置した防獣ネットハウスに続き、今年は、更に安心安全な畑面積を広げるためミニ防獣ネットハウス作りからはじめた。栽培したのはアジサイの挿し木苗作りをはじめ、秋冬野菜の大根、カブ、野沢菜などで活動は七回に及んだ。「はぐくみ農園」では夏野菜の播種からマルチ張り、支柱立て、収穫等、一連の活動を12回行った。ビンゴゲームやじゃんけん大会、収穫した野菜を用いた料理を食し少年たちとボランティア等で交流を深めた。少年は「アジサイを植えるのは初めてだったが、ボランティアの人に教えてもらいうまく出来た。3~4年後、花が咲いているところを見たい」などと前向きな感想があった。

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香川県少年警察補導員連絡協議会

自ら作成したコースターに将来を見る

香川県少年警察補導員連絡協議会(大熊博行会長)は平成26年9月から12月にかけて高松市の山林で農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。活動には窃盗などの非行歴があり継続補導中の少年3人とその保護者延べ24人に加え、少年警察補導員、大学生ボランティア、林業事務所員、森林組合関係者、警察職員ら41人延べ計68人が参加した。

第1回目は森林学習として植林の動機付や森林環境について指導を受けた後、自分が植林した木が判別できるように、オリジナル名札(銘板)を作成。2回目は植林実習で山桜30本を植え込み植林した木の横にオリジナル名札を立てた。3回目は植林後の手入れと木の成長について、草抜きや水やり、施肥等の手入れと成長を確認。その後間伐材を輪切りにしてコースターを作成。4回目は前回輪切りにしたコースターをサンドペーパーで磨き、思い思いの絵柄や文字を書いてコースターを仕上げた。また、この体験活動の記録や将来の目標設定などを記入する「自分ノート」を作成した。参加少年は「結構大変だったが森林の大切さを理解できた、自分が植林した山桜の花を早く見たい」などの感想があった。

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福岡県少年警察ボランティア協会

自分で育てたさつまいもを初めて食べた

公益社団法人福岡県少年警察ボランティア協会(持地俊勝会長)は福岡市早良区の農地において、平成26年5月から11月まで継続補導少年、少年警察ボランティア、警察職員、関係機関等、延べ194人が立ち直り支援中の少年と農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。

様々な問題を抱えた少年たちに対し、苗植から除草作業、収穫と一連の農作業を通じて土とのふれあい、社会との絆を感じ取ってもらうため、警察をはじめ少年警察ボランティア等が連携のうえ、少年の再非行防止と立ち直り支援を目的にさつまいもの栽培を行った。

少年たちへの意識づけのため、各行政機関やボランティア等も参加した農業体験「ハッピー農園」の開園式を行った。参加した少年は「自分で植えたさつまいもを食べたのは初めてだった」「大人の人と一緒に活動して、貴重な経験が出来た」等と話し有意義な活動となった。ボランティアからは、「この農園が少年たちの立ち直りのきっかけになればと信じている」「この少年たちを地域で守っていかなくてはいけない」などと、少年と大人に一体感が生まれたようだ。

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長崎県少年補導員連絡協議会

親と子で共に育てた野菜が結ぶコミュニケーション

長崎県少年補導員連絡協議会(林谷哲雄会長)は平成26年6月から12月にかけ、長与町の少年補導員が所有する農地を借りて「みんなのわくわく農園」を開設、農業体験を通じた立ち直り支援を展開した。

参加したのは集団で失火を敢行した小学生1人と中学生2人のグループで昨年も同体験に参加した者達である。その他の参加者は、万引きや家庭内暴力、喫煙、飲酒、援助交際、不登校等で継続補導や支援継続中の少年少女ら17人、ボランティアと警察職員ら計46人がサポートした。

6月の開始式の後、補導員の農業指導員からサツマイモのつる植えの要領を教えてもらい、和気あいあいと会話しながら作業を行った。初めて参加した少年は「暑い自分には農業は合わない」などと文句を言いながらも、次々と渡されるサツマイモのつるを丁寧に植えていた。みかんの摘果作業では「この青いみかんは食べられるかな」と、少年補導員に問いかけるなど、自ら積極的にコミュニケーションをとっていた。少年等にとって、汗し育てたサツマイモを、焼き芋や豚汁に調理し全員で会食しながら交流を深めたことは良い社会勉強になったようだ。

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熊本県少年警察ボランティア連絡協議会

自分で育てた野菜で料理体験

熊本県少年警察ボランティア連絡協議会(堀野誠也会長)は平成26年6月から11月にかけて、阿蘇郡西原村の畑において継続補導少年、少年補導員、農作業指導者・技術等指導者、警察関係等延べ115人が参加して農業体験「芋の苗植え、大根の種蒔き、芋等の収穫」活動を実施した。

芋の苗植では秋の収穫を目指して、農業指導者の下、サツマイモの苗植を行った。少年達は、古くから使われている道具を使用し、手作業で畝作りを行い、マルチシートを張った後、芋の苗植え行った。その後、竹を割って節を取るなどの加工をして流しそうめん台を作成すると共に、参加者全員で流しそうめん台を囲み食事会を行った。大根の種蒔き活動では、秋の収穫を目指して、農作業指導者による説明を受けた後、種蒔きを行った。芋等の収穫活動では、6月に植えたサツマイモと9月に種蒔きを行った大根の収穫活動を実施した。さらに、サツマイモや大根を使った、だご汁等の料理教室を行った後、参加者全員で食事会を実施した。少年達は「一番実感したのは、働くことの大切さです、汗をかけばかくほど楽しかったです」など成長の跡がうかがえた。

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鹿児島県少年警察ボランティア連絡協議会

少年が育てて収穫した米を老人ホームへ寄贈

鹿児島県少年警察ボランティア連絡協議会(森園睦夫会長)は鹿児島市本名町の農地において、平成26年6月から10月まで継続補導少年、少年警察ボランティア、警察職員等、12人が立ち直り支援中の少年とコミュニケーションを図りながら農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。

稲作は苗床づくりから始まり、少年警察ボランティアと農業指導者が実施した。6月の田植えは小雨の中、少年や署員も参加して実施し、機械植えが出来ない場所等は苗を手植えした。田植えでは、少年は「田植えに入るのは抵抗があったけど、入ってみると楽しかった」など10月の稲刈りが待ち遠しいようであった。稲を刈った後、稲を乾燥させるため竹馬に掛け九日間乾燥させた後、乾燥した稲を脱穀した。少年は「稲刈りも脱穀も労力のいる作業で、農家の人達の大変さを知りました、感謝して食べようと思います」などと、半年に及ぶ農業体験による成長の跡がうかがえた。脱穀した米は、同町に所在する老人ホーム(寿慶園)やグループホーム(敬史館)に寄贈し大変感謝された。

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沖縄県少年補導員会連絡協議会

サトウキビが少年を立ち直らせ

沖縄県少年補導員会連絡協議会(太田敏勝会長)は平成26年4月から翌年2月にかけ、中城村の借上農地で農業体験を通じた立ち直り支援活動を開催し、補導歴や非行歴のある少年ら10人、那覇地区少年補導員6人、警察関係者ら15人が参加した。

4月に補導員、農作業指導者、学校関係者、警察職員らが農業体験の実施内容について会議を開催。7月のサトウキビ苗植えでは苗用のサトウキビの葉を切り落として20センチに切り、畝に等間隔で並べて植えていく作業と、耕耘機を使用して耕作して人参の種まきなど、活動は40回以上にわたった。活動は打合会議から始まり、農地の草刈り、サトウキビ苗植え、ジャガイモの種芋の植え付け、ビニールシート貼り、耕耘機による耕作等、一連の農作業を体験した。また、3月には参加少年が高校受験後に、カレーライス作りを体験し一年間の活動状況を意見交換し交流を深めた。

参加少年は「初めは勉強しないで畑に行くのが楽だったけど、沢山の人からいろいろ教わりながらの作業は楽しかった」地域住民からは「高齢なため農作業が出来ず畑を遊ばせていたが、子供達が頑張ってくれ有り難い」との感想が寄せられた。

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