活動紹介

農業体験を通じた立ち直り支援活動

農作物等の栽培には、情操面での教育的効果、物事に継続的に取り組むことによる忍耐力等の向上、将来の就労に向けた意欲の向上等が期待できるので、少年にこれら作業に相当期間携わらせることで、その立ち直りを支援します。

平成29年度の実施内容

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北海道少年補導員連絡協議会

ふるさとJUMP農園で健全育成

北海道少年補導員連絡協議会(宮本久雄会長)は、平成29年5月から10月にかけて、札幌市、函館市、旭川市、釧路市、北見市で「農業体験〜ふるさとJUMP農園〜」を実施した。少年44人、少年補導員、大学生ボランティア75人、警察職員、保護者ら84人、延べ人数合計203人が参加した。札幌市のサッポロさとらんど農場ほか四地区の農園で活動を実施。各地区とも農業指導者の下、それぞれの農園において、玉葱、ジャガイモ、枝豆、トウモロコシ等の苗の植え付け、もち米の田植えを実施した。2回目以降の活動では、農業指導者から鎌や鍬の使い方を教わりながら除草及び培土を実施した。収穫期は、玉葱、ジャガイモ、枝豆、トウモロコシ、サツマイモの収穫やもち米の稲刈りを実施した。少年等は、「ひとつの野菜にも色々な品種があることが分かって勉強になった」、ボランティアからは、「子ども達が慣れない作業に集中して取り組んでいる姿に驚いた」などの感想があった。

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岩手県少年警察ボランティア協会

農業体験で少年たちに植え付けた心を収穫

岩手県少年警察ボランティア協会(切金一夫会長)は、平成29年4月から10月まで触法少年で補導歴を有する少年、少年警察ボランティア、保護者、警察職員等、合計41人が参加して、江刺地区の少年警察ボランティア所有の畑「なかよしファーム」で農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。活動は、~みんな仲良く「なかよしファーム」にサツマイモなどの野菜を育てましょう~を合い言葉に一致団結して野菜作りに挑戦した。4月は畑に堆肥や消石灰をいれての土作りから始め、5月初旬にじゃがいも、サツマイモ、里芋、かぼちゃ、枝豆、ミニトマト等の種・苗植えを実施した。5月下旬は、じゃがいもの土寄せ、芽かき、追肥作業を行った。少年らは、農業指導者の指導を素直に聞き丁寧に作業に取り組んでいた。9月、10月には、枝豆、ミニトマト、かぼちゃ、サツマイモ、ミニトマト等の収穫をし、参加者全員で、焼き芋や芋の子汁などで秋の味覚を堪能した。参加少年は、じゃがいもを掘りながら「すげー、いっぱいある」とか「ミニトマト甘い」などと歓声を上げながら作業に熱中していた。

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宮城県少年補導員協会

農業体験、親子で耕す心の絆

宮城県少年補導員協会(竹田英子会長)は、平成29年中に、仙台東、石巻、気仙沼地区の3ヵ所で、支援対象少年及び児童養護施設に入園中の少年等4人、少年警察ボランティア、警察職員、その他関係者が参加して「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を行った。実施場所は各地区の少年補導員が所有する農地や児童養護施設居住の管理農園で行われた。仙台東少年補導員協会では、小学生の立ち直り支援少年及び継続補導中の中学生を対象に、落花生やトウモロコシの苗植から収穫及び調理体験。石巻地区少年補導員協会では、立ち直り支援中の女子高校生にサツマイモ等の収穫体験。気仙沼地区少年補導員協会では、児童養護施設に入園中の小学生に、ジャガイモの収穫、流しそうめんなどの体験活動を行った。参加少年は「野菜が育つのが楽しみ、次も参加したい」、「収穫したサツマイモでお母さんと大学芋を作りたい」などの感想があり、少年の家族からは「息子と一緒に出かける機会が減っていたので一緒に参加させていただき有り難い」などの感想が寄せられた。

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秋田県少年保護育成委員連絡協議会

農作業で培った充実感

秋田県少年保護育成委員連絡協議会(坂田谷義憲会長)は平成29年4月から10月にかけて、下北手柳館地区「チャイルド・ファーム」及び金足小泉地区「なぎさ農園」で支援対象少年、ボランティア、警察職員、その他関係者等合計延べ103人が参加して「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を行った。「チャイルド・ファーム」では。参加した少年らは、継続補導などで支援中の少年等。6月にボランティアと職員でグループを作り、畝作りからサツマイモ、里芋、長ネギ等の植え付け、大豆の種蒔きなどの作業を実施。9月の収穫時には、収穫物を使ったカレーライスの調理体験を行い会食し交流会を実施した。10月の最終体験では、里芋、長ネギ、大根、サツマイモ等の収穫体験をし、収穫した野菜を用いて郷土料理のきりたんぽ作りに挑戦し、交流会を実施した。「なぎさ農園」では、継続補導中の女子中学生にジャガイモや枝豆の苗植・種蒔き・収穫体験を実施した。参加少年は「農作業をやって、自分で野菜を収穫することの気持ちよさを感じた」などと農業体験の効果が見受けられた。

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山形県少年補導員連絡会

体験で自然に親しむ心が宿った少年

山形県少年補導員連絡会(佐藤重勝会長)は天童市の少年補導員所有の農地において、平成29年5月から同年9月まで支援対象少年、少年警察ボランティア、大学生ボランティア、警察職員、その他関係者等計15人が、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。対象少年は、保護観察中の少年と問題行動のある小学生。初めに農業指導者から、トウモロコシやキャベツ等20種を超える野菜の名前と食べ方について説明。その後、参加者全員で畑の畝の周りや通路の草むしりを行った。7月は、ラズベリー等、夏野菜の収穫体験及び秘伝豆、トウモロコシの種植えを実施。8月から9月にかけて秘伝豆及びトウモロコシの生育観察、キャベツ苗の植え付け、いんげんなどの収穫体験を実施した。参加した少年らは、生育観察する中で、種や苗で植えた作物が大きく成長している姿に生命の強さを実感したようだ。指導者として参加した少年補導員等は、「畑の作物以外の植物や昆虫などにも興味を抱くようになり、自然に親しむ心が育っていると感じた」などの感想が寄せられた。

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群馬県少年補導員連絡協議会

心に染みた体験活動

群馬県少年補導員連絡協議会(小林昭紀会長)は前橋市の農地において、平成29年4月から11月まで継続補導少年等延べ77人、少年警察ボランティア、保護者、警察職員等延べ111人が「農業体験(じゃがいも、大根、白菜づくり)を通じた立ち直り支援活動」に参加した。活動回数は7回に及び、1回目は、じゃがいもの種芋の植え付けを行った。参加少年らは、農業指導者から種芋の芽を生かして半分に切ることを教わり植え付けた。2、3回目は、植え付けたじゃがいもの除草作業、土寄せ作業、生育観察を行った。4回目では、農業指導者からコツを教わりながらじゃがいもを収穫し、4月から植え付けた種芋から沢山のジャガイモが収穫でき、参加した少年らは大いに喜んでいた。5、6回目の作業では、白菜の苗の植え付けや大根の種まき及び間引き作業に取り組んだ。7回目の最終日の作業は、農業指導者から大根や白菜を引き抜く際の要領等の指導を受け収穫作業を実施。少年らは、「自分たちが植えて収穫したじゃがいもに感動したし、ボランティアの方が作ってくれ昼食はとてもおいしかった」などと体験が少年の心に染みたようだ。

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山梨県少年補導員連絡協議会

汗を流した数だけ喜びがあることを学んだ少年

山梨県少年補導員連絡協議会(中島三千雄副会長)は山梨県警察本部少年課と連携し平成29年5月から11月まで都留市、韮崎市及び甲府市の農地において児童養護施設に入所中の児童、補導歴を有する少年等、少年補導員、農業指導者、大学生ボランティア、警察関係者等63人が参加して、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。今回の農業体験では、春の田植え、苗植えから秋の収穫まで継続した活動を行い、少年に地域との絆と自らの居場所を実感させるとともに、忍耐力の涵養、将来の就労意欲の向上などを目的として実施。富士吉田地区少年補導員連絡協議会及び韮崎地区少年補導員連絡協議会は、それぞれ富士吉田警察署、韮崎警察署と警察本部が連携し、米作り体験(田植えから稲刈りまで)を実施。南甲府地区少年補導員連絡協議会では、南甲府警察署と警察本部が連携し、さつまいも作り体験(苗植えから芋掘りまで)を実施した。少年達は、活動をやり切った充実感に満ちあふれ、ボランティアや警察官に「ありがとうございました、また参加したいです」などと感想を述べていた。

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富山県少年警察ボランティア連絡協議会

少年とボランティアの絆は土の中に

富山県少年警察ボランティア連絡協議会(板倉久郎会長)は平成29年6月から11月にかけて、対象少年3人、少年警察ボランティア、警察職員、保護者等18人が、高岡市の農地で「農業体験野菜づくり活動」と題して、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。活動内容は、6月に畑の整備から始まり畑地の草刈りを行った後、キュウリ、トマト、ピーマン、サツマイモ、枝豆などの苗を植えた。7月から8月にかけて、少年警察ボランティアの指導を受けながら、畑の草取り、白菜の苗植え、夏野菜の収穫を行った。10月の枝豆とサツマイモの収穫では、少年警察ボランティアの指導を受けながら枝豆を株ごと引き抜き、少年たちは寒い中、黙々と手でさやを摘み取っていた。11月の活動は、白菜の収穫と畑の後始末を行った。まだ残っていたサツマイモの株やつるなどを抜き取り畑の後始末を行った。参加した少年は、「草取りは大変だったが、畑に実っている野菜をとるのは面白かった」、少年警察ボランティアからは「自分が普段している畑仕事が少年の立ち直りに役立つならこれからも協力したい」などの感想が寄せられた。

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岐阜県少年警察ボランティア協議会

農業体験により支援の在り方を学んだボランティア

岐阜県少年警察ボランティア協議会(村地俊美会長)は平成29年4月から11月にかけ、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。活動には対象少年63人、少年警察ボランティア43人、警察職員、その他関係者等105人、合計211人が参加した。大安地区少年警察ボランティア協議会が中心となって、農業体験を通じた居場所づくり、大安DASH村~『絆ハウス』~と題して少年警察ボランティア所有のビニールハウスを利用した農業体験活動を実施した。4月に関係者による事前検討会を実施し、5月は開村式後、少年警察ボランティアの指導のもと里芋の種芋を植えた。7月には里芋の株の周りの土を平鍬で軽く耕し株元に土を寄せる作業を行った後、ラダーゲッターやマグダーツなどの軽スポーツ大会を実施。10月には生長した里芋を掘り起こす収穫作業を行った。11月に収穫した野菜などを使用した調理体験を兼ね収穫祭を実施した。活動内容が新聞に掲載されるなど反響も大きく、少年等は「農作業をする機会がないので、貴重な体験ができて良かった」などと、体験で得た収穫が今後の自信につながったようだ。

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愛知県少年補導委員会連合会

立ち直る心を養う農業体験

愛知県少年補導委員会連合会(野々山密雄会長)は、平成29年4月から11月にかけて、愛知県警察本部少年課と協働して、農業体験を通じた少年の居場所づくり活動「愛知コノハファームズプロジェクト」推進。同少年課が運営する少年の居場所「鯱(しゃちほこ)」では、「KONOHA FARMチャコール園芸」において継続的に農業体験活動を実施した。参加したのは居場所「鯱(しゃちほこ)」で立ち直り支援中の少年等延べ52人、少年警察ボランティア等延べ78人、警察関係者・その他の参加者等延べ67人が参加した。第1回では、「開園式と農作業」において開園式後、農園維持作業、種まき、空心菜苗の植え付け等実施。第3、から5回目は、野菜を作ろうと題し、スイスチャードの間引き、玉ねぎ、空心菜、つるむらさき等の収穫を行い、収穫した野菜を使った調理体験を実施した。第6回目は、「野菜を作ろう収穫祭・閉園式」と題し、収穫した野菜の調理(鬼まんじゅう、大学芋)体験を実施し、会食後、閉園式を行った。参加したユースサポーターは、「活動を通して自分も成長できました」などの感想が寄せられ、ボランティアも成長したようだ。

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大阪少年補導員連絡協議会

農業体験継続は力なり

大阪少年補導員連絡協議会(山口裕基会長)は、平成29年4月から12月の間、泉佐野市の協力者所有の畑で「農業体験野菜作り活動」を泉佐野市地区及び貝塚市地区で農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。の北野農場で「田植え・案山子設置・稲刈り」を実施した。参加したのは、継続補導少年延べ38人、少年警察ボランティア延べ62人、警察職員等延べ102人、関係機関等延べ82人が活動に参加した。泉佐野市地区では、体験活動の畑所有者が農業指導者となって、野菜苗の植え付け要領の説明を行いながら、季節ごとの苗の植え付けを行った。収穫までは、少年の継続面接などの機会を捉えながら、雑草抜き、水やりなどの作業を体験させ収穫の喜びを体験させた。貝塚市地区では、田植えを6月に元少年補導員が所有する水田を借りて行われた。7月には「危険ドラッグや少年非行防止」を表示したタスキを掛けた案山子を作り地元少年補導員や高校生ボランティアKEYSの協力を得て水田に設置した。10月の稲刈りは、少年補導員から鎌の使い方や稲刈りの要領を教わり手刈りで稲を刈り、その後コンバインで脱穀した。参加少年は「稲刈りはしんどいけれど、楽しく、参加して良かった」などと充実感を味わったようだ。

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