活動紹介

農業体験を通じた立ち直り支援活動

農作物等の栽培には、情操面での教育的効果、物事に継続的に取り組むことによる忍耐力等の向上、将来の就労に向けた意欲の向上等が期待できるので、少年にこれら作業に相当期間携わらせることで、その立ち直りを支援します。

平成27年度の実施内容

▲ページ内リンク
北海道少年補導員連絡協議会

五地区で立ち直り農業体験

北海道少年補導員連絡協議会(宮本久雄会長)は、平成27年5月から10月にかけて、札幌市、函館市、旭川市、釧路市、北見市で「農業体験~ふるさとJUMP農園~」を実施した。少年36人、少年補導員、大学生ボランティア63人、警察職員、保護者ら78人、延べ人数合計177人が参加した。札幌市のサッポロさとらんど農場ほか4地区の農園で活動を実施。各地区とも農業指導者の下、それぞれの農園において、玉葱、枝豆、トウモロコシ等の苗の植え付け、もち米の田植えを実施した。2回目以降の活動では、農業指導者から鎌や鍬の使い方を教わりながら除草及び培土を実施した。収穫期は、玉葱、ジャガイモ、枝豆、トウモロコシ、サツマイモの収穫やもち米の稲刈りを実施した。少年たちは、「友達に誘われて来たけど良い経験が出来た、採れた野菜をアルバイト先に持って行こうと思う」。大学生ボランティアからは、「始まる前はやる気のない様子であった子どもが、慣れない作業に集中して取り組む姿勢に驚いた。今後も可能な限り子供達の力になりたい」などと少年らとともに達成感を抱いたようだ。

▲上に戻る

岩手少年警察ボランティア協会

地域の少年は地域の大人が守り育てる

岩手県少年警察ボランティア協会(切金一夫会長)は、平成27年5月から11月まで非行歴を有する少年、少年警察ボランティア、保護者・警察職員等、42人が参加して紫波地区の畑「紫波ッ地ファーム」で農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。

支援活動は~「紫波ッ地ファーム」で野菜と共に健全な精神を育てよう~を合い言葉に、少年と大人が一致団結して野菜作りに挑戦した。はじめは、畑に堆肥をいれ土作りから始め、里芋、ネギ、西瓜の苗植えと人参の種まきを実施。6月には草取り、追肥作業を実施したほか、なす、ピーマンの苗植え、人参の間引き作業。7月に入り6月に植えた、なす、ピーマンの収穫作業と草取りを実施。8月から10月にかけては大根の種まき、人参、西瓜、里芋などの収穫体験を実施し11月大根の収穫を最後に農業体験を終了した。少年は「自分が植えた野菜がこんなに大きく成長したのに驚いた」などと驚きの声が上がっていた。少年警察ボランティアからは「地域の少年たちは地域の大人が守り育てる」などと感想が寄せられた。

▲上に戻る

秋田県少年保護育成委員連絡協議会

畑で見つけた充実感

秋田県少年保護育成委員連絡協議会(伊藤敏雄会長)は平成27年5月から10月にかけて、秋田市の3ヵ所で支援対象少年11人とボランティア24人、警察職員29人、その他関係者4人が参加して「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を行った。協力してくれた農園は「チャイルド・ファーム」及び「渚ファーム」で、他に大館警察署敷地内の畑で実施。「チャイルドファーム」では継続補導中の少年は5人ごとに分かれボランティアと職員のグループを作り、畝作りとジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、長ネギの植え付け、大豆、トウモロコシの種蒔きなどの作業を実施。また収穫物を使ってカレーライスとポテトサラダ等の調理体験を行い会食し交流した。「渚ファーム」では養護施設入所中の少年等が畑を耕作し、ジャガイモの植え付けと大豆の種まきを実施した。大館警察署敷地内の畑では、継続補導中の少年がボランティアや職員と共にトマト、トウモロコシの苗植えと大豆の種まき体験を実施。参加少年は「皆と協力してやったので楽しく感じながら仕事が出来た。1年間参加して本当に楽しかった」などと体験による成長のあとがうかがえた。

▲上に戻る

山形県少年補導員連絡会

はらくっちい農で親子体験

山形県少年補導員連絡会(佐藤重勝会長)は鶴岡市羽黒町の農地において、平成27年6月から翌年1月まで支援対象少年、少年警察ボランティア、大学生ボランティア、警察職員計16人が「ボクたちの はらくっちい農」と銘打って、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。

対象少年は小学生で、初めに里芋の芽だし作業及び庄内柿の摘雷作業から始めた。農業体験への参加は、親子ともに参加したいとのことで、体験活動をスムーズにスタートさせることが出来た。農業体験活動の農作物の種類は、山形県らしく枝豆数種類とじゃがいもや大根で、長期間にわたる農作業を少年たちに楽しく参加してもらうため、種蒔きや収穫の時期が少しずつずれるよう計画した。真夏の猛暑日や秋雨の肌寒い日も、参加してくれた少年達や保護者は、苗の定植、追肥、土寄せ、収穫等に取り組んだ。仕事が忙しく参加が難しいと言っていた保護者は、「子供と一緒に活動できて楽しかった」等と感想を述べていたことが、何よりの収穫でもあったようだ。

▲上に戻る

東京少年補導員連絡協議会

4ヵ所の農園で立ち直り

東京少年補導員連絡協議会(瀧栁嘉市会長)は、平成27年4月から12月にかけ4農園の協力を得て、少年に対する農業体験を通じた立ち直り支援活動を展開した。参加少年数は、延べ164人であった。実施場所は、富岡農園(練馬区、サツマイモ)、並木農園(世田谷区、ジャガイモ)、須賀農園(足立区、ジャガイモ)、山下農園(立川市、とうもろこし等)で、体験活動は合計14回に上った。体験活動は畑の畝作りから始まり種まき、苗植からつる返し、間引き、草取り、収穫と続く一連の作業に従事し、収穫した野菜は、ふかし芋やカレーライス等を調理した食育も実施した。また、農園における農業体験活動に参加できない少年等に対し4ヵ所の少年センター(大森・世田谷・台東・立川)において、キュウリ、ゴーヤ、茄子、トマトのプランターを用いた農業体験を実施した。農業体験の効果を検証するため、保護者に対するアンケートを実施したところ「親子の会話が増えた」、「進路について前向きに取り組むようになった」等の声が寄せられ、農業体験活動が親子の絆を深めたようだ。

▲上に戻る

茨城県少年指導委員協議会

親と子の絆を築いた農業体験

茨城県少年指導委員協議会(飯泉喜明会長)は、平成27年5月から10月まで、水戸市の「ふるさと農場」で、継続補導少年等11人に対し立ち直り支援として「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施した。水戸地区少年指導委員連絡会メンバー、大学生サポーター、警察職員、その他関係者等が参加して、さつまいも苗植え及び落花生の種まき、収穫を実施した。5月のさつまいも苗植え及び落花生の種まきでは、参加した少年は「苗植えは幼稚園の時以来なので楽しかった、他の活動もしてみたい」などと久しぶりに触った土の感触が嬉しかったようだ。大学生ボランティアは「初めは少年を見た目で判断してしまったけれど、話すと笑顔で返してくれ親近感を持った、これからも活動を続けていきたい」と感想を述べた。10月のサツマイモ及び落花生の収穫では、活動に参加した少年の保護者は「普段あまり外に出ないので、他のことを楽しそうにしている姿を見られてほっとした」などと我が子の変貌ぶりが嬉しかったようだ。

▲上に戻る

栃木県少年指導委員会連合会

3農園で立ち直り農業体験

栃木県少年指導委員会連合会(岩壁孝誠会長)は平成27年6月から12月にかけ、県下、3農園において「農業体験さつまいも、だいこんづくり等活動」と銘打って、農業体験を通じた立ち直り支援活動を展開した。参加したのは、支援対象少年11人が参加し、大学生を含むボランティア17人と警察職員、中学校教諭、大学職員など関係者等35人計63人が参加した。峰農園では少年等が学校教諭やボランティア等の協力を得ながら、畑の畝づくりから苗植え、種蒔き、草刈りを行い収穫に至る間の農業体験を行った。収穫した大根とさつまいもを使った料理教室や対話会を行った。皆川農園では畑の畝づくりから苗植え、種蒔きを行い大根を収穫した。調理教室では蕎麦打ちを体験した。小山市民農園では畑の畝作り、苗植え、種まきを行いさつまいも等を収穫した。収穫した野菜を使った料理体験も実施した。参加した中学生や大学生ボランティアからは「参加して良かった」などの感想が寄せられたほか、少年等が通学する小・中学校の教諭、保護者等から本活動に対する謝意が寄せられた。

▲上に戻る

群馬県少年補導員連絡協議会

ボランティアとの交流も収穫した少年

群馬県少年補導員連絡協議会(小林昭紀会長)は高崎市井出町の農地において、平成27年4月から11月まで継続補導少年等延べ78人、少年警察ボランティア、保護者、警察職員等、延べ合計255人が農業体験を通じた立ち直り支援活動に参加した。

活動回数は7回に及び、第1回目は、ジャガイモの種芋の植え付けを行った。参加少年らは、種芋の芽を生かして半分に切ることを教わった。第2回目以降は、植え付けたジャガイモの除草作業、土寄せ作業、生育観察及びさつまいもの植え付けを行った。少年らは、その後もジャガイモとさつまいもの生育観察、除草作業を繰り返し第4回目ではジャガイモを収穫した。4月から植え付けた種芋から沢山のジャガイモが収穫でき、参加した少年らは大いに喜んでいた。第5、6回目の作業では、大根の種まきや肥料やり、間引き作業に取り組んだ。最終日は、大根の収穫作業を実施。少年等は、「ジャガイモを植えていると段々楽しくなってきた、植え方が手際よいと褒められ嬉しかった」などと、ボランティアとの交流による収穫もあったようだ。

▲上に戻る

埼玉県警察少年非行防止ボランティア連絡協議会

大学生ボランティアとともに汗した少年達

埼玉県警察少年非行防止ボランティア連絡協議会(須藤哲夫会長)は平成27年7月から12月にかけて、さいたま市「ファーム・インさぎ山」においてスクール・サポーター派遣校の少年及び支援対象少年ら延べ17人、少年警察ボランティア等延べ32人が参加し「農業体験を通じたスクール・サポーター派遣校への立ち直り支援活動」を実施した。

活動は3回実施され、1回目は夏野菜の収穫及び調理体験を実施した。夏野菜はジャガイモを収穫し、収穫した野菜を使ったカレーライスを料理した。2回目は稲刈り及び釜戸作りを行った。釜戸作りは土と藁を使用した釜戸で、少年等は一生懸命に土を捏ねながら声を掛け合って取り組んでいた。3回目は野菜の収穫と用水路整備及び餅つき体験を行い、少年達が作った釜戸で、もち米を炊き餅つき体験に使用した。参加者の少年は、「稲刈りは腰が痛くなったが、たくさん刈れたのでやり甲斐を感じた」などと感想が寄せられ、大学生ボランティアからは、「学校で言うことを聞かないという少年等が暑い中、真面目に作業に取り組んでいた姿に感心した」との感想が寄せられた。

▲上に戻る

千葉県少年警察ボランティア協議会

2地区で達成感や勤労の喜びを体得

千葉県少年警察ボランティア協議会(田口浩会長)は平成27年3月から11月にかけ、市原市菊間の協力者方水田及び松戸市河原塚のボランティア所有の水田並びに畑で、農業体験を通じた立ち直り支援活動として米作りや野菜作り作業を行った。同活動には2地区延べ合計で支援少年82人、少年警察ボランティア58人、警察、農業指導者、保護者、その他関係者等209人計349人が参加した。市原市地区では、3月末に支援少年と少年警察ボランティア等が参加して稲の種まき作業に汗を流した。5月には田植えを実施し、9月に支援少年と少年警察ボランティア等が参加し稲刈りを行った。その後、新米のおにぎりと豚汁で収穫祭を実施した。松戸市地区では5月に支援少年とともにボランティアが開墾式の後、さつまいも、かぼちゃ、枝豆等の植え付けを実施した。7月にはかぼちゃと枝豆の収穫をし、11月にはさつまいもの収穫をした後、清掃活動を実施し本活動を終了した。少年たちは「大人の人から鎌を使う手つきが上手いと褒められて嬉しかった」などと認められたのが自信につながったようだ。

▲上に戻る

神奈川県少年補導員連絡協議会

初めての体験で優しさを知る

神奈川県少年補導員連絡協議会(二宮健司会長)は平成27年4月から翌年2月にかけて横浜市港北区内の農園において「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を展開した。参加したのは、支援対象少年2人、少年警察ボランティア、小学校教諭、警察関係者等12人合計14人が参加した。本活動は、少年に手を差し伸べる立ち直り支援活動の一環として、校内暴力を犯した小学生男子児童及び性被害の中学生女子生徒に対し、農業体験活動を通じて、収穫の達成感や勤労の喜びを体得させるとともに、社会との協調性やコミュニケーション能力を醸成するため、地域の少年警察ボランティアや警察協力者らと協働して「野菜作り活動」を実施したもの。活動は春野菜のサヤエンドウや春キャベツ、秋・冬野菜の里芋、サツマイモ、大根等の種まきや苗植え、除草、収穫等と少年警察ボランティアはもとより小学校の教諭を巻き込んだ活動は計10回に及んだ。参加した少年は「最初は面倒くさかったが自分で収穫した野菜を食べたら美味しく、優しく育てれば野菜も美味しく育つんだ」などと優しいことの大切さを実感したようだ。

▲上に戻る

新潟県少年警察ボランティア連絡協議会

わたしが育てる、わたしが育つ

新潟県少年警察ボランティア連絡協議会(草間真由美会長)は県内2地区の少年サポートセンターで、平成27年5月から12月まで農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。

新潟少年サポートセンターでは継続相談中の少年3人と少年警察ボランティア5人、センター職員、保護者、関係者等130人らが参加して「田んぼアート」活動を実施した。少年サポートセンター職員や大学生ボランティア、地域の住民と和やかな雰囲気の中で長時間に及んだ田植えと稲刈りを体験した少年は、「お母さんと一緒に作業することが出来てとても楽しかった」と感激していた。上越サポートセンターでは、継続相談中の少年5人、少年警察ボランティア2人、センター職員・保護者等6人が参加して、プランター等を利用した菜園活動を実施した。少年とともに、土作りから夏・冬野菜の苗植え、種植え及び収穫までを体験した大学生ボランティアからは「趣味の野菜作りが、少年の支援に役立てられて良かった」などの感想が寄せられた。

▲上に戻る

山梨県少年補導員連絡協議会

心を込めて米作り

山梨県少年補導員連絡協議会(久保田豊一会長)は山梨県警察本部少年課と連携し平成27年4月から10月まで都留市鹿留及び韮崎市上条中割の農地において不良行為を有する少年、少年補導員、農業指導者、大学生ボランティア、警察関係者等65人が参加して、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。今回の農業体験では、「心を米る農業体験事業」と命名し、田植えから収穫まで継続した活動を行った。田植えは、両地区とも晴天に恵まれた中、少年達は、ぬかるんだ水田に足を取られながらも一所懸命取り組んでいた。田植機を使った田植えも体験し、真っ直ぐに機械を操ることが出来ると、ボランティアから褒められ照れた表情を見せながら田植えをしていた。稲刈りは、秋晴れとは言えない中での体験であったが、自ら田植えした米の収穫だけに真剣に鎌を持って作業をしていた。両地区とも、作業終了後はおにぎりをはじめ、豚汁、ヤマメの塩焼き、餅つきなどの料理教室を開催し食事会を実施した。参加少年は「稲刈りは初めてやった。警察官ともたくさん話せてよかった」などと感謝の言葉を述べていた。

▲上に戻る

長野少年警察ボランティア協会

米作りの苦労を裸足で感じた少年達

長野少年警察ボランティア協会(横山裕行会長)は、平成27年6月から11月まで非行歴を有する少年等、少年警察ボランティア、保護者、警察職員等、135人が3地区に分かれて農業体験を通じた立ち直り支援活動に参加した。北信地区では「鎌倉庭園」において裸足で水田に入り稲苗の手植えに挑戦し稲刈りでは、鎌を使用しての刈り取りを行った。更に同敷地内の畑において、さつまいもとネギの苗植えを実施した。東信地区では「稲倉の棚田」において田植えと稲刈り等を実施した。田植えは手植えによる方法で、素足になり泥の感触を楽しみながら一列になって苗を植えた。稲刈りの前日は大雨の影響で水田がぬかるんでおり手作業での稲刈りや、はぜ掛けはとても大変な作業となった。中信地区では少年警察ボランティア所有の水田において、指導者が事前に水田の土に基盤で線を付け、田植えをしやすいように準備された水田に素足で入り田植えを実施した。参加した少年達は「農家のおじさん達が苦労して作っていることがよく分かった、太陽の下で作業をすると気持ちが良い」などと農業体験での成長の跡がうかがえた。

▲上に戻る

富山県少年警察ボランティア連絡協議会

親と子が農作業で育む絆

富山県少年警察ボランティア連絡協議会(稲垣喜夫会長)は平成27年5月31日から同年11月3日までの間、富山中央地区の畑において「農業体験~野菜づくり~」と銘打った農業体験を通じた立ち直り支援活動を行った。参加少年は問題行動のある小学生3人と保護者2人、少年警察ボランティア5人、警察職員5人計23人が参加した。5月に少年警察ボランティア所有の畑で指導を受けながら少年と保護者、少年警察ボランティアらとジャガイモ、トマト、キュウリ、サツマイモ等の苗植え、枝豆の種まきを実施。8月には、5月に植えた野菜の収穫を行った後、畑を荒らすモグラ退治のため、大学生少年サポーターが指導者になりペットボトルと針金ハンガーを利用してモグラ除け風車を制作し畑に設置した。11月は、収穫したサツマイモを使った料理体験をして参加者全員で会食をした。参加した保護者から「農業体験に一緒に参加したことによって、家に帰ってからも親子の会話が増え生活面での改善が見られるようになった」などと感想が寄せられた。

▲上に戻る

石川県少年補導員連絡協議会

あすなろ塾で農業体験

石川県少年補導員連絡協議会(福田外茂男会長)は平成27年4月から11月にかけ金沢市内無量寺地内「あすなろ農園」において「石川っ子あすなろ塾 みんな一緒に(あすなろ農園)で野菜を作ってみよう」と銘打って農業体験を通じた立ち直り支援活動を展開した。参加したのは立ち直り支援少年、継続補導少年の19人、ボランティア84人、警察職員、大学教授、保護者等関係者83人計186人が参加した。活動は4月に施肥、畝作りなどの畑作から始まり、初仕事としてジャガイモの種植を行った。5月には少年を初め関係者の大勢が参加して、キュウリ、茄子、ミニトマト、サツマイモ等の夏野菜の苗を植え付け、「あすなろ農園」の看板を設置した。6月に除草作業を実施しながらキュウリやミニトマトの収穫を行い、その後「リアル案山子」の設置や除草、収穫を繰り返しながら12月には収穫したサツマイモを使ったお菓子作りを行い13回に渡った体験活動を終了した。参加した少年は「お婆ちゃんの家でも手伝うことがあり復習をしている感じもあるが、新たに学ぶことも沢山あり楽しい」などとやり遂げた達成感がうかがえた。

▲上に戻る

岐阜県少年警察ボランティア協議会

育てた野菜で立ち直り

岐阜県少年警察ボランティア協議会(村地俊美会長)は平成27年4月から12月にかけ、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。活動には対象少年延べ140人、少年警察ボランティア延べ123人、警察職員、その他関係者等延べ195人が参加した。大安地区少年警察ボランティア協議会では、「大安DASH村~絆ハウス」として少年警察ボランティア所有のビニールハウスを利用した農業体験活動を実施した。5月に開村式の後、サツマイモ、南瓜等の苗植えが行われ、8月に地元高校生が作成した看板の設置、料理教室で使用する器を作成する陶芸教室にも挑戦した。10月に収穫したサツマイモを使用した料理教室では、ホテルの料理長を講師に南瓜のクリームスープ等の調理を行い全員で会食した。東濃西部少年警察ボランティア協議会では西瓜やプリンスメロン等の苗植えや収穫を実施し収穫祭を行った後会食した。少年等は「みんなで作ることでより楽しく、みんなで食べることで更に美味しく感じる」などと、体験で汗した成果がうかがえた。

▲上に戻る

愛知県少年補導委員会連合会

居場所「鯱(しゃちほこ)」で農業体験

愛知県少年補導委員会連合会(野々山密雄会長)は平成27年5月から11月にかけて、愛知県警察本部少年課と協力して同少年課が運営する少年の居場所「鯱」で、蟹江町の「KONOHA FARMチャコール園芸」及び名古屋市の「農園天空のアグリパーク」で継続的な農業体験を通じた少年の居場所づくり活動「愛知コノハファームズプロジェクト」を実施した。参加したのは警察署で立ち直り支援中の非行少年等延べ16人、その他の少年延べ42人で、少年補導委員等ボランティア延べ106人、警察関係者等延べ59人、その他の参加者延べ31人が参加した。「KONOHA FARMチャコール園芸」では「野菜を作ろう」のスローガンをもとにサニーレタス、玉葱、ジャガイモ、二十日大根等の種蒔きから収穫までを体験した。「天空のアグリパーク」ではボランティアが運営する農園において梅の収穫と梅ジャム、梅シロップ作りを体験した。参加した少年等は、「虫が沢山いる、結構大変だね」などと言いながら、楽しそうに種まきなどの農作業を通じて野菜を栽培する大変さと喜びを味わったようだ。

▲上に戻る

三重県少年警察協助員連絡協議会

一本の大根が醸し出す少年の自信

三重県少年警察協助員連絡協議会(伊藤秋史会長)は、平成27年5月から12月の間、松坂市の畑で農業体験活動「ふれあいアグリ教室」を行った。サツマイモの苗植(5月)、冬野菜の種蒔きと除草作業(9月)、サツマイモ収穫と除草作業(10月)、冬野菜の収穫(12月)の4回にわたって実施した。サツマイモの苗植は、畝作りからスタートしたが、畑の小石に阻まれて鍬がうまく使えず小石の除去作業から入った。悪戦苦闘の畝作りとなったが粘り強く取り組み無事畝を作り終えた。冬野菜の種蒔きでは、大根、白菜の種を蒔いた。サツマイモの収穫では、今年は大きなサツマイモが多く、掘り出すのに手間がかかったが全員で協力し全てを掘り出し、収穫したサツマイモは畑で焼き芋にして味わった。冬野菜の収穫では、大根と白菜を収穫した。大雨の中で苦労して種を蒔き除草作業などして育った白菜は両手で持てないほど大きく育ち、大根も土中でしっかり生育していた。参加少年は「収穫まで世話をしなければ一本の大根も育たないが、草取りや水やりを丁寧にすれば大きく育つんだ」などと体験活動に確かな自信を見出したようだ。

▲上に戻る

滋賀県少年補導員会連絡協議会

少年とボランティアが育てた野菜で達成感

滋賀県少年補導員会連絡協議会(堀川佳孝会長)は平成27年4月から12月にかけて、守山市の農園で、支援対象少年とボランティア、保護者、警察職員合計延べ178人が参加して「少年の立ち直り(社会参加貢献型)支援事業」を行った。協力してくれた農園は、津田憲一方農地「体験農園SMILE」で前半は夏野菜・サツマイモの植え付けから収穫までの一貫した農業体験活動で、畑にマルチシートを張り、穴あけ作業を行い、キュウリ、トマト、茄子、トウモロコシ等の種や苗を植え付け、水やり、草刈り作業を行い収穫した。収穫した野菜を使ったカレーライスの調理体験と交流会も実施した。後半は「冬野菜とジャガイモの植え付けから収穫まで一貫した農業体験活動」と銘打って展開し、畑の畦作り、マルチシート張り等の作業を行い白菜、キャベツ、ジャガイモ、大根等の苗の植え付けと種蒔きを行った。収穫後は、調理師を招いて取れた野菜を使った食育の研修を受けた後、豚汁などの調理体験を実施した。参加少年は、「大学生のお兄さん、お姉さんらと仲良く楽しく出来た」などとボランティアとの交流にも収穫があったようだ。

▲上に戻る

京都府少年補導連絡協議会

せいちょう見守りガーデンからの収穫

京都府少年補導連絡協議会(千玄室会長)は平成27年5月から翌年1月まで福知山市内の農園で農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。

活動には支援対象少年20人、少年指導委員4人、農作業指導者9人、少年サポートセンター、中学校教師等の関係者43人の延べ計76人が参加した。5月は田植え体験にともない、指導者から田植え作業について指導を受け餅米苗を植え付けた。7月はジャガイモの収穫体験を実施。8月は田畑への現場に参加できなかった少年らに対し、面接支援で北部センターに招致した際に同センターに「せいちょう見守りガーデン」と命名した菜園を設置し、少年等に野菜の水やりや摘果作業など農業体験を実施した。9月には、5月に苗植えした餅米の収穫と天日干し作業を実施した。指導員から鎌の使い方など指導を受けながら稲刈りを実施した少年達は思うように刈れない稲に苦戦をしていた。少年は「農業の大変さも分かったし自分で植えた稲が大きくなって収穫できるのが嬉しいしこの体験を自信に高校進学に向けて勉強に励みたい」などと作物の成長とともに少年にも成長の兆しが生まれてきたようだ。

▲上に戻る

大阪少年補導員連絡協議会

野菜とともに成長した少年

大阪少年補導員連絡協議会(山口裕基会長)は、平成27年6月から10月の間、貝塚少年補導員連絡会、貝塚警察高校生ボランティアKEYS、貝塚市、泉佐野市地区等により少年の健全育成施策として農業体験活動を実施した。参加したのは、継続補導少年、少年警察ボランティア、高校生ボランティア、関係機関、警察職員等計41人。

貝塚地区では、田植え、案山子作り、稲刈り体験に分かれ、田植えは6月に少年補導員が所有する水田を借りて行われた。7月には「危険ドラッグや少年非行防止」に関するタスキを掛けた案山子を作り水田に設置した。10月の稲刈りは少年補導員から鎌の使い方や稲刈りの要領を教わり手刈りで稲を刈り、その後コンバインで脱穀した。泉佐野地区では、野菜作り活動として野菜苗の植え付け要領の説明を受けながら苗の植え付けを行った。雑草取りや水やり等の作業は継続面接の機会を捉え実施し収穫した。参加少年は、「苗を植えるのは苦労したが、少しずつ慣れてきて、面白くなってきた。自分の植えた野菜が大きくなって驚いた」などと野菜とともに少年も成長したようだ。

▲上に戻る

兵庫県少年補導員連絡協議会

サポートセンターでプランター農園と敷地内農園

兵庫県少年補導員連絡協議会(吉田和史会長)は平成27年4月から翌年1月にかけ、県下、8ヵ所の少年サポートセンター及び3農園において農業体験を通じた立ち直り支援活動を展開した。参加したのは窃盗癖や不良交友、自傷行為等を繰り返す小、中学生、高校生などの支援対象少年50人が参加、大学生ボランティア32人と警察職員、学校教職員、教育委員会等7人計89人が参加し実施回数は174回を数えた。プランター農園では春、夏、冬野菜やイチゴ、西瓜などの果物、チューリップ、カーネーションなどの花の栽培を行った。収穫した作物を使ってカレー、豚汁、ジャム等を調理した。少年は「何時も先生に怒られてばかりだが、今日は褒められたので嬉しい」と前向きに自ら進んで楽しそうに取り組んでいた。教職員は「学校では、刺々しい態度や反抗的な発言をする者が、この農園に来ると学校では見ることのできない笑顔になっており驚いた」などの感想があり、保護者からは「子どもが自分で育てた花をプレゼントしてくれ感激した」などと好評であった。

▲上に戻る

奈良県少年補導員協会連合会

非行少年がボランティアと寄り添う

奈良県少年補導員協会連合会(宇惠義昭会長)は平成27年5月から同年12月にかけ、天理市内の農地「バンビファーム」で夏・冬野菜の植え付け、収穫を目的とした「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施した。活動には非行歴を有する少年や継続補導少年等延べ40人、大学生ボランティアを含む奈良県少年補導員協会連合会のボランティア等延べ159人、警察職員、市関係機関職員、保護者、学校関係者等延べ199人計延べ398人が参加した。活動には少年や大学生ボランティアを中心に班を編成、農作業指導者より説明を受けながら、5月にカボチャ、茄子、トマト等の夏野菜とサツマイモの苗植えや支柱・藁敷き、水やり等の農作業を行い、7月には夏野菜を収穫した。9月には、新たに冬野菜の大根とジャガイモを植え付け、11月にはサツマイモを収穫した。12月に大根とジャガイモを収穫し活動を終えた。本活動は新聞にも掲載され大きな反響を呼んだ。参加した少年は、「農作業をしながら、大学生やおじさん、おばさんたちとの繋がりが出来たことが嬉しかった」などの感想があった。

▲上に戻る

鳥取県少年健全育成指導員等連絡協議会

支援少年と家族が農業体験

鳥取県少年健全育成指導員等連絡協議会(田中寛一会長)は平成27年5月から11月にかけ、境港市内の佐々木方畑地「みんなのこども青空農園」において農業体験を通じた立ち直り支援活動を展開した。参加したのは継続支援少年や不登校傾向の小中高32人、ボランティア2人、警察職員、中学校教職員、保護者等関係者21人計55人が参加した。5月には農業体験指導者の指導のもと、夏野菜の畝づくり、植え付け作業を行った。また、保護者から「是非、親子で参加したい」との要望があり、親子で苺狩りを実施した。7月には、5月に植え付けした夏野菜を収穫し畑の除草、水やり作業を行った。10月には、サツマイモ、里芋の収穫において昨年参加した上級生が下級生に収穫の仕方を教える場面が頻繁に見受けられた。活動最終日の11月は、レタスの収穫を行い、7回に及んだ体験活動を終えた。参加少年は「美味しい作物が出来るまでには、たくさんの努力があるのだと感じた。学校の先生からは「生徒達が、普段学校では見せない、いい表情をしていた」などと少年と教師の距離が縮まったようだ。

▲上に戻る

広島県少年補導協助員連絡協議会連合会

サツマイモで培う責任感

広島県少年補導協助員連絡協議会連合会(木戸経康会長)は平成27年4月から10月にかけて、広島地区及び福山地区において小学生、中学生、高校生、有職者の非行少年等延べ56人、少年警察ボランティア、保護者、教職員、報道関係者、警察職員等延べ175人が参加し「農業体験及び料理体験、野外体験活動」と銘打って実施した。両地区とも、サツマイモ畑の整備及び植え付けを実施した。はじめに、ボランティアが荒れた状態の畑を耕運機で整地した。また参加者全員で害獣防止のための柵を作成し設置作業を行った。植え付け後、数回の雑草取りを実施したのち、サツマイモを収穫し、焼き芋やサツマイモの豚汁、サツマイモの天ぷらなどの料理体験を行い参加者全員で会食を実施した。この活動は立ち直り支援を目的として子供達に「一つの作業をやり遂げる責任感」「やれば自分でも出来るという自己肯定感」等を養う目的のため実施した、活動を通じて内向的だった少年がボランティアに積極的に話しかける姿など成長のあとが窺えた。参加した少年は「春に植えたサツマイモがこんなに大きくなるとはおもわんかった」と眼を輝かせていた。

▲上に戻る

徳島県少年補導協助員連絡協議会

落花生の実のなり方に驚く少年

徳島県少年補導協助員連絡協議会(村田賢司会長)は平成27年5月から翌年1月までの間に鳴門市の児童自立支援施設、県立徳島学院「あすなろ農園」で「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施した。参加少年は入所少年を含め延べ53人、ボランティア延べ51人、児童自立支援施設職員、警察職員等関係者延べ128人延べ計232人が参加した。本活動は、平成25年度から引き続き、同農園で少年警察ボランティア等が少年たちと共同で農作物を植えて、育て、収穫している。少年たちがボランティア等の地域の人々と触れ合うことにより、少年のコミュニケーション能力を養い、少年に地域の人との絆を感じ取ってもらうことを目的に実施しているものである。本年度は梅の摘果から、木の剪定作業から始まり、ジャガイモ、トウモロコシ、落花生、トマト、里芋、マクワウリ、大根等の苗植え、播種等の活動は8回に達した。活動は、野菜作りに限らず、畑に混ぜる堆肥作り作業にも挑戦した。少年は「農作物を植えたりするのが楽しく、特に落花生の実のなり方を初めて見たので驚いた」などと活動に参加して新鮮な発見があったようだ。

▲上に戻る

香川県少年警察補導員連絡協議会

野菜とともに成長する少年

香川県少年警察補導員連絡協議会(大熊博行会長)は平成27年7月から12月にかけて多度津町の畑で農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。活動には窃盗などの非行歴や家出補導歴有し継続補導中の少年3人とその保護者延べ20人に加え、少年警察補導員、大学生ボランティア、農業指導者等11人警察職員ら35人延べ計84人が参加した。1回目は農作業指導者の指導の下、サツマイモの蔓の植え付けを行った。2回目は農業学習会及び絵手紙制作のため、農業コースのある高校の教員を講師に農業の目的や課題、香川県の特産について学び、特産物の三豊ナスを題材にした絵手紙を制作した。3回目は大根の種まきやブロッコリー、レタスの苗植え付けを行った。4回目はサツマイモを収穫し、大根の間引き作業を行った。5回目はレタス及び大根の収穫を行い2回目のサツマイモを収穫した。6回目は大根やブロッコリーの収穫と体験活動の記録と将来の目標設定等を記入する「自分ノート」を作成した。参加少年は「自然の中で野菜を育て収穫したり味わったり出来ることに幸せを感じた、活動の場所を作ってくれた皆さんに感謝したい」などと、野菜とともに成長のあとがうかがえた。

▲上に戻る

愛媛県少年警察ボランティア協会

イノシシ退治も大事な体験

愛媛県少年警察ボランティア協会(横内通夫会長)は、平成27年7月から11月まで触法歴を有する少年3人、少年警察ボランティア、NPO法人守ってあげ隊、警察職員等30人計33人が参加して新居浜市地区の「せいれん農園」で農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。はじめに開始式を行い参加少年等が輪になり、それぞれ自己紹介を実施した。続いて農業指導者から農作業について説明を受け、サツマイモ苗の植え付けや藁の敷き詰め及び猪よけの柵を作るなどの作業を行った。収穫までの間は、マルチシート張りや水やり等を実施したが、猪に二度侵入され土を掘り返されるなどの被害があったものの関係者の協力により電気柵を設置するなどの困難を乗り越え収穫に至った。収穫作業は新居浜地区少年警察ボランティア協会会長及び新居浜警察署副署長が挨拶した後、参加者全員で協力してサツマイモの蔓を刈った後、鍬を使ってサツマイモを掘り起こし収穫作業を行った。収穫したサツマイモは焼き芋にして会食し、体験活動を締めくくった。参加した少年は「大人と一緒に活動できて良い経験になった」などと体験が自信につながったようだ。

▲上に戻る

公益社団法人福岡県少年警察ボランティア協会

自分で植えた稲で 初めて食べたおにぎり

公益社団法人福岡県少年警察ボランティア協会(持地俊勝会長)は北九州市小倉南区内の田んぼにおいて、平成27年4月から11月まで不登校児童等、小倉南警察署少年補導員、小倉南警察署少年課員、関係機関等、延べ98人が農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。

様々な悩みを抱えた少年達に対し、苗植から除草作業、収穫と一連の農作業を通じて土とのふれあい、社会との絆を感じ取ってもらうため、警察をはじめ少年警察ボランティア等が連携のうえ、少年の立ち直り支援を目的に稲作を行った。5月に少年補導員から無償で提供された、田んぼにおいて田植えを実施し草刈り等の作業を体験した後、9月には稲刈りを行った。初めて田植えや稲刈りを体験する少年達が殆どで、少年補導員や関係機関の大人から「苗は3本くらい植えるんだよ」「鎌はこうして握るんだよ」等と適切なアドバイスを受け、一生懸命農作業に励んだ。参加した少年は、「自分が植えた稲でおにぎりを食べるなんて信じられない、また参加したい」などと汗が染み込んだ格別のおにぎりに感心していた。

▲上に戻る

長崎県少年補導員連絡協議会

共同作業、確かな会話のキャッチボール

長崎県少年補導員連絡協議会(田島一総会長)は平成27年6月から12月にかけ、長与町の「山崎農場」で、農業体験を通じた立ち直り支援活動「みんなのわくわく農園」(さつまいも・みかん)を展開した。参加したのは様々な問題行動の小、中、高校生等20人、長崎県少年補導員連絡協議会及び学生サポーターのボランティア36人、警察職員、保護者22人計78人がサポートした。6月に「みんなのわくわく農園」で開始式を行った後、補導員の農業指導者からさつまいもの蔓差しの要領を指導され参加者全員で実施。参加した少年は「暑い、汚れるからやりたくない」などと消極的だったが最後は泥まみれになりながらも作業を終えることが出来た。みかんの木の養生及び摘果作業では、木に虫がついていて怖がって近寄ることが出来ない少年もいたが、学生サポーターに優しく促され作業をやり遂げた。本活動は、地元の長崎新聞に写真入りで大きく取り上げられ反響を呼んだ。参加した少年は、「活動に参加するまでは緊張していたが、この活動に参加して良かった」などと感想が寄せられた。

▲上に戻る

熊本県少年警察ボランティア連絡協議会

農業体験で食育も学ぶ

熊本県少年警察ボランティア連絡協議会(堀野誠也会長)は平成27年10月から11月にかけて、天草郡苓北町の畑において継続補導少年延べ28人、少年警察ボランティア、農作業指導者、警察関係者等52人延べ計80人が参加して農業体験「レタスの苗植え、収穫」活動を実施した。レタスの苗植では、冬の収穫を目指して、農業指導者の下、レタスの苗植を行った。少年達は、手作業での苗植えは初めての体験で戸惑う者も多かったが、興味津々で笑顔で取り組んでいた。その後、冨岡城の見学を行った。玉葱の苗植えでは農業指導者による説明の後、手作業での苗植えに達成感を味わっていた。レタスの収穫では、10月に植えたレタスを収穫し、レタス等を食材とした鍋を調理し参加者全員で食事会を実施した。その後、内田皿山焼窯元で陶器作成の研修を実施した。少年達は「苗植えは大変だったが、初めての体験で、色々勉強になりました、栽培して食べるという農業の大切さが分かりました」などと体験を通じて食育の大切さも味わったようだ。

▲上に戻る

宮崎県少年警察ボランティア連絡協議会

家族との絆を深めた葉だいこん

宮崎県少年警察ボランティア連絡協議会(鳥山浩会長)は、平成27年9月から11月まで非行歴を有する少年11人、少年警察ボランティア、警察職員、その他関係者等50人計61人が参加して宮崎南地区のボランティア所有の農地で農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。

実施内容は、葉だいこんの種まきから収穫までの活動。少年等に忍耐力の涵養や情操面における教育的効果を図るため、警察本部で支援対象少年を選定している少年への参加を呼び掛けて活動を開始した。体験活動の実施場所は少年警察ボランティアが所有する畑を使用した。少年等は農業指導者の説明を真剣に耳を傾け積極的に葉だいこんの種まきを行った。葉だいこんの収穫時は、途中で雨が振り出すなど泥だらけになりながらの作業であったが、最後まで根気強く作業をやり遂げた。参加少年は「暑くて疲れた時の作業や、泥んこになりながらの収穫は大変だったが楽しかった、家族と調理して一緒に食べたい」などと農業体験を通じて家族との絆も深めたようだ。

▲上に戻る

鹿児島県少年警察ボランティア連絡協議会

米 ひと粒の重みを体験

鹿児島県少年警察ボランティア連絡協議会(森園睦夫会長)は霧島市内2ヵ所の農地において、平成27年5月から11月まで立ち直り支援少年9人、少年警察ボランティア、関係機関、警察職員等48人計57人が立ち直り支援中の少年と農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。

稲作は苗床づくりから始まり、少年警察ボランティアと農業指導者が少年に手本を見せて実施した。6月の田植えは木枠で作った農機具が準備され、昔ながらの農法で苗を植えた。草取りでは小雨の中、通称「手押し車」と呼ばれる農機具を使い草取りを実施した。稲刈りは指導員から稲刈りの要領を教わり手で稲刈りを実施した。稲を刈った後、稲を乾燥させるため掛け干し台を組んで稲を掛け干した。脱穀は、4、50年前に使われていた足踏み脱穀機「唐箕」と呼ばれる木製の籾選別機を使用したが、処理能力が低く途中から自動脱穀機を投入して作業を終えた。少年等は「本当によい体験をさせてもらった。この体験を今後の自分に活かしたい」などと、稲の種まきから稲刈り、脱穀までの一連の作業を体験し、米一粒の重みを体感したようだ。

▲上に戻る

沖縄県少年補導員会連絡協議会

ちゅらさんgardenで立ち直り

沖縄県少年補導員会連絡協議会(太田敏勝会長)は平成27年4月から翌年1月にかけ、南風原町本部の「ちゅらさんgarden」で農業体験を通じた立ち直り支援活動を開催し、補導歴や不良交流のある少年ら9人、与那原地区少年補導員7人、警察関係者ら17人が参加した。4月に実施した第1回目のトマト、ビーツ収穫作業は、予め苗植えされていたものを収穫し、次に植える苗のため全て収穫した。5月は継続補導や補導歴のある女子中・高生が参加し農業指導者や少年補導員の指導を受けながら、畑を耕作し肥料を与え花、ヘチマ、ゴーヤー、西瓜などの苗を植え付けた。その後、6月には草刈り作業、水まき作業、などを繰り返し実施した。12月には補導歴のある男子中学生2人が参加して2回目の苗植えを実施した。少年等は少年補導員の指導の下、長靴に履き替えジャガイモ、パプリカ、春菊等の苗を植えた。翌年1月には12月に植えた野菜を収穫し13回の長期にわたった活動を終了した。参加少年は「収穫した野菜を自宅に持ち帰り、お母さんが喜んでくれ、その日の夕食は特に美味しかった」などの感想が寄せられた。

▲上に戻る

Copyright (c) 2016 zenshokyo All rights reserved.